【金沢】毛利、代表へ「成り上がる」…インタビュー

スポーツ報知
ドリブルで攻め上がる金沢DF毛利

 J2ツエーゲン金沢のルーキーDF毛利駿也(23)=順大=は、サイドバックで、リーグ戦第17節まで11試合連続先発フル出場中と、レギュラーに定着している(第18節・甲府戦は7月4日に延期)。左右両サイドをこなし、豊富な運動量と正確なクロスで活躍中だ。このほど、スポーツ報知のインタビューに応じた背番号16は「成り上がる!」を目標に掲げ、金沢からJ1昇格や将来の日本代表入りに意欲を見せた。(取材&構成・竹内竜也)

 ―プロ1年目からレギュラーに定着した。

 「(レギュラーを)つかんだという手応えはないですね。使ってもらっているという感じ。毎試合、課題が見えて、満足した試合は1試合もない。もっと判断が良くなれば、プレーの成功率も上がると思う」

 ―リーグ戦15試合に出場して1得点1アシスト。

 「少ないですね。ゴールとアシストを合わせて10は取りたい」

 ―サイドからいいクロスを上げている。

 「相手のレベルがもっと高かったら…と思っちゃう。もし(横浜MのDF)中沢(佑二)選手だったらはじかれているな、とか」

 ―常に上のレベルを見ている。天皇杯(7月11日の3回戦)では、J1のC大阪と対戦できるが?

 「相当、楽しみです。(C大阪の日本代表MF)山口(蛍)選手は出て来ないですかね。J1でも上位の選手と自分の差はどれくらいなのか、知りたいです」

 ―今月はロシアW杯が行われる。注目は?

 「本田圭佑選手が大好き。最後のW杯になるかもしれないので、しっかり目に焼き付けたい。僕はメンタルが強くないので、本田選手の対談とかを見ていると、本当にかっこいいと思う」

 ―将来は日本代表に入りたい?

 「サッカー選手ですから、(代表に)なりたいです! まだ全然遠いと思っているけど、遠いからこそ楽しい。成り上がるチャンスがあるわけですから」

 ―最近、オフの過ごし方は?

 「オフというか、練習の後にほぼ毎日、温泉に行っています。交代浴をしていますね」

 ―疲労回復のため?

 「そうですね。最近はオーダーメイドでマットレスと枕も買いました。すごく寝やすい(笑い)。そういう自己投資ができるので、プロはいいなと思いますね」

 ―リーグ戦も25試合残っており(10日現在で暫定19位)、J1昇格のチャンスもある。

 「チームはまだ上にいける力があると思っています。それには個のスキルアップアップが前提。しっかり練習していきます!」

 ◆毛利 駿也(もうり・しゅんや)1995年4月10日、石川県生まれ、富山・上市町育ち。23歳。上市中ではSQUARE富山でプレー。山梨学院大付高から順大に進んだ。175センチ、70キロ。背番号16。最近お気に入りの女性芸能人は、モデルで女優の今田美桜。血液型B。

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