湘南、ルヴァン杯で「最強のチームによる試合参加」規約違反で制裁金600万円

スポーツ報知

 Jリーグは12日、Jリーグ規約第42条に定められている「最強のチームによる試合参加」の補足基準を満たしていなかったとして、湘南に対して「けん責」と「制裁金600万円」の処分を科すことを発表した。

 4月18日に行われたルヴァン杯第4節鳥栖対湘南(ベアスタ)において、湘南はプロA契約選手が4人しか含まれていなかった(外国籍選手のエントリーなし)。規約では6人以上のA契約並びに外国籍選手の登録が義務づけられている。

 Jリーグは制裁の理由として「クラブ職員による先発メンバーの基準該当の有無の確認措置をとらず、今回のような自体となったことは非常に遺憾」としたが「一方でJリーグはルヴァン杯を若手選手の出場機会創出と捉えている。若手選手を積極起用しようとした同クラブの方針は酌量すべき事情」とし、過去の違反事項にならえば1000万円相当となる制裁金を600万円とした。原博実副理事長は「試合後にすぐ連絡をしたら『えっ』と驚いていた。しかし規約に違反していることには変わりない。湘南側も『大変申し訳ない』と話している」と明かした。

サッカー

×