星稜、3連覇ならず3位…サッカー北信越総体

スポーツ報知
準決勝で敗れ、3位に終わった星稜イレブン

◆サッカー北信越総体最終日▽男子準決勝 帝京長岡1―0星稜(17日、新潟・長岡ニュータウンサッカー場)

 星稜(石川1位)が、帝京長岡(新潟2位)に敗れて3位となり、3年連続11度目の優勝を逃した。

 前半から地元の帝京長岡の攻撃に押され気味となったが、粘り強く守って前半0―0が見えてきた終了間際の35分、帝京長岡MF谷内田哲平(2年)に右足で決められた。

 後半は主将のFW岩岸宗志(3年)が出場し、シュート2本を放って相手ゴールに迫ったが、帝京長岡の堅守の前に1点が遠かった。「ああいうところでしっかり決められないと、きつくなってしまう」と反省した。

 河崎護監督(58)に代わって指揮を執った木原力斗コーチ(31)は「相手のボールの動かしに、ちょっと下がってしまった。もっと前線から奪いにいきたかった。後半はできていたので、前半からできていれば」と振り返った。

 星稜は7年連続27度目の全国高校総体(インターハイ、サッカー男子は8月6日開幕・三重)出場を決めている。全国の舞台に向け、今大会では16日の高岡第一(富山2位)との2回戦(3〇0)でFW白鳥橘平(2年)が2ゴールを決めるなど結果を出した。

 木原コーチは「下級生でいい経験ができた子らもいる。相手のプレースピードが上がった中で、いい場面もあった。(全国総体に向け)もう一回、整理していきたい」と話した。

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