【金沢】作田、星稜の先輩・本田は「常に勝つというメンタリティーがあった」

スポーツ報知
今季2度目の連勝へ意欲を見せる金沢DF作田(右)

 J2ツエーゲン金沢は22日、次戦23日のホーム・熊本戦(午後7時、石川西部)に向け、金沢市内で約1時間の最終調整を行った。

 前節16日のホーム・栃木戦(2〇0)は完封勝利。守備の要のDF作田裕次(30)は、栃木の元日本代表FW大黒将志(38)らに仕事をさせず「準備してきたことが結果に表れた。大黒選手の抜け出しや、パスの出所など、みんなでしっかりカバーできた」と手応えを口にした。

 地元の石川県出身で、星稜高時代は1学年先輩の日本代表MF本田圭佑(32)=パチューカ=とともにプレー。「本当にすごかった。勝負事に対して、常に勝つというメンタリティーがあった」と当時を振り返った。試合では「全員に声をかけてくれた」と、勝利に向かって一人一人を鼓舞していたという。

 本田はW杯のコロンビア戦でFW大迫勇也(28)=ブレーメン=の決勝ヘッドをアシスト。作田は「普通に日本を応援するファンとして、メチャクチャ喜びました。結果を残したので、すごいなと思います」と目を輝かせた。

 「刺激になる?」との質問には、「刺激とか、もうそういうのじゃないですね。ただただすごい。一ファンとして応援しています」と恐縮していた。金沢は現在、勝ち点22の15位。J1参入プレーオフ圏内の6位・岡山との勝ち点差は8で、まだまだ可能性はある。背番号3は熊本戦へ「ホームで後押しもしてもらえるので、絶対勝たなきゃいけない」と、今季2度目の連勝へ意欲を見せた。

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