【浦和】槙野がJ1通算300試合目で2戦連続ゴールも「3失点反省」
スポーツ報知
◆明治安田生命J1リーグ 第23節 清水3―3浦和(19日・IAIスタジアム日本平)
J1浦和の槙野智章(31)が19日、アウェーの清水戦に先発し、J1通算300試合出場を達成した。史上100人目。2―3で迎えた後半27分には、MF青木の約30メートルロングパスをバックヘッドし、2試合連続今季4点目を決めた。
「(青木と)アイコンタクト出来ました。危険なところに入って行くことができて、得点できたのは良かったですが、3失点していますので」。バーに当たり、勝ち点1につなげる同点ゴールだったが、素直に喜べなかった。
前半6分に先制を許し、主導権を握られ、決定機を多く作られた。前節の磐田戦までW杯中断明け7試合4失点と堅守を構築したが、今季最多の3失点。「いただけないです。守備陣として反省点は多い試合でした」。
広島時代の2006年12月2日の清水戦でデビューしてから、ドイツ1部ケルンでプレーしていた1年間を挟み、J1通算300試合41得点(J2は41試合7得点)を重ねた。
「健康的な体を維持出来ているのもクラブスタッフのおかげ。感謝しています。。素晴らしい経験、素晴らしい時間をこのクラブで過ごしたい。たくさんの人の記憶に残る試合を積み重ねていきたいです」。
今季、目指しているのは全チーム中の最少失点。清水戦を終え、失点「20」。最少失点の川崎の「17」と3点差、広島の「18」と2点差がついた。槙野は「もう一度原点に戻り、いい守備からのいい攻撃というのを作っていきたい」と話していた。