【浦和】ファブリシオ3試合連発!2年前の再現V任せろ!

スポーツ報知

◆天皇杯4回戦 浦和1―0東京V(22日・熊谷スポーツ公園陸上競技場)

 J1浦和は22日、ホームでJ2東京Vと対戦し、今夏加入したブラジル人FWファブリシオが公式戦3試合連続得点を決め、1―0で勝利し、8強入りした。

 後半19分、ファブリシオは右足で豪快に蹴りこみ、ネットを揺らした。FW興梠慎三がDF岩波拓也の右クロスを頭で丁寧に折り返したボールだった。「慎三のいい落としがあったから、冷静に決められた。素晴らしい落としだった。チームメートのクオリティーがあって、僕が生きる。神様、チームメートに感謝しなければいけない」。ウルトラマンがスペシウム光線を放つおなじみのポーズを披露した。

 今夏ポルトガル1部ポルティモネンセから移籍した。7月22日のリーグ戦・C大阪戦でデビュー。同28日の同・広島戦で浦和初得点を挙げた。浦和加入後、公式戦8試合7得点。「まだ満足するつもりはありません。一番重要なのは勝ち点3ですが、勝利に貢献する得点も重要です。この調子を継続したいですね」。まだまだ勝利とゴールを欲しているという。

 前々大会は鹿島で戦った。2017年1月1日、川崎との天皇杯決勝戦で決勝点を記録し、優勝に貢献した。「よく覚えています。4回戦でも2点決めて、決勝出も決めたことを覚えています。そういうストーリーをもう1度出来るよう、全身全霊で戦いたい。サポーターのためにも全力でこのカップを取りたい」。2年前の再現優勝を狙い、浦和に3度目の天皇杯をもたらす意気込みを明かした。

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