【浦和】ハートフルクラブ15周年イベントに、浦和OBの永井氏、鈴木氏ら

スポーツ報知
イベントには負傷でC大阪戦を欠場した浦和DF森脇良太も参加した

 スポーツが育む「こころ」をテーマに2003年から普及活動を続けてきた「浦和レッズハートフルクラブ」が設立15周年を迎えたことを記念したイベントが1日、埼玉スタジアム第2グラウンドで行われ、浦和OBの元日本代表FW永井雄一郎氏(39)、同MF鈴木啓太氏(37)らが参加した。

 永井氏と鈴木氏はトークショーを行った後、岩手・山田町のFC山田ウ゛ェルエーニの選手16人、08年のハートフルクラブの活動をきっかけにサッカーを始めたタイ・チェンマイ市のベン選手(18)らとミニゲームを行った。永井氏は「久しぶりに埼玉スタジアムに来て、子供たちと触れ合う機会があり、楽しかったです」と笑顔を見せた。鈴木氏は「15年やり続けているのはすごいことです。さらに5年、10年、20年と続けていくと思いますが、ここで育った子供がスタジアムで活躍する時も来る。続けて欲しいですね」と話した。

 「ハートフルクラブ」は幼稚園年長から小学生を対象としたスクール、小学校に出張授業を行う地域貢献と普及活動を軸にし、東日本大震災の被災地、アジア各国でもサッカーを通じた支援活動をしている。FC山田ウ゛ェルエーニの中居月詩(るな)君(豊間根小6年)は「楽しかったです。倒れている人に手をさしのべたりして、学んだことを試合とかでやっています」と言う。ベン選手は「招待されてすごく光栄です。ここで経験したことをタイの子供たちにも教えていきたいです」と振り返っていた。

サッカー

×