【浦和】右肩負傷のオーストラリア代表FWナバウトが5か月ぶりに復帰 終了間近には惜しいシュートも

スポーツ報知
復帰した浦和FWナバウト

◆明治安田生命J1リーグ 第29節 仙台1―1浦和(7日・ユアテックスタジアム仙台)

 右肩を負傷していたJ1浦和のロシアW杯オーストラリア代表FWアンドリュー・ナバウトがアウェー・仙台戦の後半32分から、右足首を痛めたFW興梠慎三に代わって途中出場した。5月2日の川崎戦以来、5か月ぶりのリーグ戦復帰を果たした。

 後半ロスタイム2分、FWナバウトはやや左サイドでボールを受けると、右足でゴール右隅を狙うシュートを放った。わずかに右へそれたが、完全復活が近いことを示すひと振りでもあった。ナバウトは「もう少し左に行っていればゴールかというシーンだった。あそこに自分がいたということが何よりなんだ。自分がやりたい事も少しやれた」と振り返った。ゴールを外した悔しさと同時に、チャンスをかぎ分ける嗅覚も戻ってきていることを喜んだ。

 ナバウトは5月2日の川崎戦で右肩関節脱臼など負傷し、ロシアW杯出場が危ぶまれた。しかし、懸命のリハビリでオーストラリア代表のW杯メンバー入り。6月21日のW杯1次リーグ・デンマーク戦で同じ箇所を負傷し、再度手術した。9月22日から完全合流し、練習試合1試合をへてリーグ戦復帰した。ナバウトは「久々の公式戦だった。感じはすごく良かった。でも、まだ足りないところもある。コンディションを上げ、スタメンに名を連ねられるようにしたい」と話した。

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