ミラン本田、1年4か月ぶりゴール 左足30メートルミドル

2016年2月15日6時0分  スポーツ報知

 ◆イタリア・セリエA ACミラン2―1ジェノア(14日・サンシーロ)

 【ミラノ(イタリア)14日=倉石千種】日本代表MF本田圭佑(29)=ACミラン=が14日、ホーム・ジェノア戦で今季初ゴールを決め、2―1の勝利に貢献した。右MFでフル出場し、1―0の後半19分、左足で約30メートルのミドルシュート。14年10月19日のベローナ戦以来、約1年4か月ぶりのゴールとなった。13日には前節まで2位のユベントスがホームで首位ナポリを1―0で撃破し、15連勝。ナポリの連勝を8で止めて首位に立ち、リーグ5連覇へ前進した。

 MF本田が目覚めた。後半19分、右サイドから中へボールを持ち込み、左足を振り抜いた。ワンバウンドしてもスピードは落ちず、約30メートルを切り裂くようにゴール右へ。「今までの流れやったら外す流れやったんですけど、まぁ打ってみようかなって感じで。入る時は入りますよね」。ミランサポーターが集まるスタンドを見ながら、ユニホーム左胸のクラブエンブレムに唇をつけた。

 今季25試合(出場20試合)目での初得点は、14年10月のベローナ戦以来、483日ぶりのゴールとなった。前半4分にゴール前、右45度から放った完璧なシュートが、相手GKのスーパーセーブで阻まれた。絶好の位置でチャンスを待ちながら、パスが来なかった場面もあった。ゴールへの感触が薄れつつある中で、ミドルシュートでチームに貴重な追加点をもたらした。

 1年4か月の間、立場は悪くなる一方だった。昨年10月には「ストラクチャー(構造)の部分で見直していかないといけない」とクラブを批判。出場機会を減らした。FW、右MF、ボランチ、トップ下とポジションが定まらない時期を過ごした。ただ、ミハイロビッチ監督が試合後に「批判されていたけど、やる気や犠牲心を見せていた」と明かしたように、チームへの献身を失うことなく、復権の時を待っていた。

 ジェノア戦は右MFでフル出場。公式戦11試合連続で先発するなど、信頼を取り戻しつつある。「もう無理だろうと思われていたところで、1つまたヤマを越えられた。また自分の今後の人生に大きく生きていく」と本田。「ゴールよりも、(本田が)チームを勝たせた―と書いてもらえればうれしい」。逆境を乗り越えた本田が3月、18年ロシアW杯アジア2次予選で“大人になった”姿を見せる。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
海外サッカー
報知ブログ(最新更新分)一覧へ
今日のスポーツ報知(東京版)