26年W杯は1次リーグからPK戦も 最終戦同時開催できず無気力試合防止へ

2017年1月12日6時0分  スポーツ報知

 現行の32チームから16増の48チームが参加することになった2026年W杯(開催地決定は20年5月)が、1次リーグ(L)からPK戦を採用する可能性が11日、浮上した。欧米の複数メディアが報じた。

 1次Lが4チーム×8組の現在のシステムでは、公平性を保つために最終戦が同日の同時刻で開催される。しかし、26年大会は3チーム×16組のため、1チームだけ最終戦の条件が異なる。そうした不安要素を排除するため、FIFA(国際サッカー連盟)は1次LからPK戦で勝敗を決することを考えているとみられる。90分間以内ならこれまで通りに勝ち点3、PK戦勝ちで同2とする案も出ているもようだ。

 勝利が勝ち点2だった1982年スペイン大会では、アルジェリアが2勝1敗の勝ち点4で全試合を終えていた。翌日に同2の西ドイツが同4のオーストリアと対戦。白星で2次L進出の西ドイツが開始10分で1点を先制すると、2点差以内の敗戦でも突破のオーストリアはともに全く攻めようとせず、同じドイツ語を公用語とする両チームが上位にコマを進め、アルジェリアは得失点差で敗退。次回の86年メキシコ大会から『最終戦は同日の同時刻』に行われるきっかけとなった“W杯史上最悪の試合”だった。

 前回14年ブラジル大会の1次L48戦のうちドローは9試合。FIFA加盟211協会でW杯出場経験がないのは135もある。そうした代表チームに「多くの夢をもたらす」としたインファンティノ会長は、26年大会方式の決定は24年まで待つことができるとしている。

 ◆W杯とPK戦 16から24に出場チームが拡大した1982年スペイン大会から採用された。準決勝で西ドイツがフランスに3―3から延長を経て5―4で勝ったのが最初。94年米国大会は決勝でブラジルが0―0で120分間を終えると3―2でイタリアを撃破。第3回の38年フランス大会は出場15チームのトーナメントで開催も、引き分けの場合は再試合を実施した。

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