【W杯予選 欧州】無敵艦隊スペイン、11大会連続W杯 独立問題も「サッカーに集中」

2017年10月8日6時0分  スポーツ報知
  • 3点目を喜ぶスペイン・イレブン(ロイター)

 ◆ロシアW杯欧州予選 ▽G組 スペイン3―0アルバニア(7日、スペイン・アリカンテ)

 カタルーニャ自治州の独立問題に揺れるスペインが、11大会連続15度目の本大会出場を決めた。ホームでアルバニアに3―0で勝利。2位のイタリアがマケドニアと1―1で引き分けたため、1試合を残して1位が確定した。I組はアイスランドが敵地でトルコを3―0で破り、勝ち点19で首位に浮上。D組では首位のセルビアが2―3でオーストリアに敗れた。

賛成派ピケにやじと大歓声 揺れるスペインが本大会出場権をつかんだ。前半17分にFWロドリゴの左足で先制し、前半で3得点。守備陣も無失点で、11大会連続15度目の本戦出場を決めた。フレン・ロペテギ監督(51)は「とても難しい1週間だったが、他のことに注意を奪われず、サッカーに集中できた」と喜びをかみ締めた。

 同国北東部のカタルーニャ自治州政府が1日、中央政府や憲法裁判所の違憲判決を無視する形で独立の是非を問う住民投票を実施。中央政府が派遣した警官隊と住民がもみ合いになり、現地の報道によると800人以上が負傷した。同州に本拠を置くバルセロナは同日のホーム・ラスパルマス戦を無観客試合で行った。

 影響はスタジアムにも表れた。バルセロナ所属でカタルーニャ出身のDFピケがボールを持つたびに歓声とやじが入り交じった。ピケは住民投票が実施される前から賛成の立場を表明。4日には「カタルーニャ人はスペインを敵対していない。多くのカタルーニャ人は自分たちの国を持ちたいと思い、独立主義になっている」と涙ながらに訴えた。独立が承認されればバルセロナがスペインリーグから脱退する可能性もある。大きな亀裂に発展しかねない状況で迎えた一戦だった。

 ピケの発言を批判したDFセルヒオラモスは、試合前にピケと抱擁を交わし良好な関係をアピール。先制点を決めたFWロドリゴは「ピケは代表にとって重要な選手」とかばうように言った。住民投票問題の先行きが見えない中、微妙な空気を内包しつつ、チームはロシアへの切符を手にした。

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