マインツ武藤、本拠で2発「どんどん量産」

スポーツ報知

◆ブンデスリーガ第19節 マインツ3―2シュツットガルト(20日・マインツ)

 【マインツ(ドイツ)20日=鷲見由希子】マインツFW武藤嘉紀は、本拠でのシュツットガルト戦で2得点を挙げ、3―2の勝利に導いた。シュツットガルトの日本代表FW浅野拓磨はベンチ入りも出番なし。フランクフルトの同代表MF長谷部誠は敵地でのヴォルフスブルク戦にフル出場し、3―1の勝利に貢献。ケルンの同代表FW大迫勇也は、敵地でのハンブルガーSV戦で5戦ぶりに先発し、後半19分までプレー。ハンブルガーSVのMF伊藤達哉は同32分から途中出場。同代表DF酒井高徳はベンチ入りも出番なし。

 スーパーゴールが飛び出した。1点を追う前半ロスタイム47分、ペナルティーエリア手前でボールを受けた武藤は、189センチの相手DFを背負いながら反転。思いきり良く右足を振り抜くと、GKの直前で急激に変化した無回転シュートがゴールへ吸い込まれた。「あそこで反転できて、そのままブレ球が打てた。かなり幸運でしたけど、素晴らしい形だったと思います」と胸を張った。

 これだけでは終わらない。後半9分、左サイドからのクロスに飛び込むと、一度はGKにはじかれるも、倒れ込みながら押し込み決勝点をマークした。今季初の2発でチームの7戦ぶりの勝利に貢献。リーグでの得点を6に伸ばし「自分のゴールで勝てたのは非常にうれしい。どんどん得点を量産したい」とキッパリ。昨年10月以来となる日本代表復帰へ、アピールを続ける。

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