エイバル・乾が明かした井手口デビュー戦の舞台裏「指示されたけど分からなかった」

スポーツ報知

 サッカーのスペイン1部リーグは22日、第20節の1試合を行った。日本代表FWエイバル乾貴士は、ホームのマラガ戦に左MFで先発。後半27分までプレーした。チームは1―1で引き分けた。

 試合前日には同国2部リーグ、クルトゥラル・レオネサに新加入した日本代表MF井手口陽介のデビュー戦(敵地・オサスナ戦)を観戦した。乾は自身の試合後、現時点では通訳もつけずに異国でプレーする井手口を思いやった。

 「デビューとしては悪くなかったと思います。通訳をつけてない状況で分からない部分もあると思う。『指示されたけど、分からなかった』と言っていた。最初は分からないでしょうね。ボランチのとこは細かいので分からないと思いますし、通訳をつけないと最初はかわいそうだと思います」。

 エイバルは15年8月にドイツ1部フランクフルトから乾を獲得した際、1日も早くスペインサッカーに順応させようと、日本人通訳を用意した経緯がある。

 乾は現在は通訳なしでも問題なくプレーしているが、不慣れな地に移籍したばかりの選手にとっては、通訳は必要な存在だと感じているようだ。

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