ドイツ2部で原口元気と宇佐美貴史が競演! 原口1得点1アシスト&宇佐美3点目演出

スポーツ報知

 サッカー、ドイツ2部リーグは27日、各地で第20節が行われた。日本代表FW原口元気が所属するデュッセルドルフは、敵地で最下位のカイザースラウテルンと対戦した。原口は移籍後初先発を果たし、1得点1アシストの活躍。3―1の勝利に貢献した。日本代表への復帰を目指すMF宇佐美貴史は、3点目を演出した。

 2トップの1角として先発した原口は、前半開始早々に積極的にシュートを放つも、相手GKにセーブされた。序盤からゴールへの執念を見せた日本代表FWだが、ドイツ2部では初得点よりも先に初警告を記録してしまった。同10分過ぎ、主審が笛を鳴らす前にFKを蹴ったとして、イエローカードを受けた。厳しいとも思える判定にも動じず、同42分には左サイドからシュート。しかしボールは惜しくもゴールを外れた。前半は0―0で折り返した。

 後半開始早々、相手にPKを決められ先制点を献上した。だが後半15分過ぎに、自らが倒されて得たPKを決めて、1―1とした。原口にとっては記念すべきドイツ2部初ゴールとなった。チームはその後に加点すると、MF宇佐美貴史が後半40分過ぎから出場。試合終了間際、宇佐美のパスを受けた原口が3点目をアシストして3―1。日本人選手が競演して、敵地で快勝した。

 24日、ホームでのアウエ戦には後半17分から出場し、新天地デビューを果たした。試合後には「まあなんか(点に)絡みたかったですけどね。「監督と『ヘルタではこんな感じだったけど』という話をしたら、ここではもっとゴールに絡んでほしいということは言われた。それを求めて、それがより伸ばせると思ったからここに来た」と語っていた。宣言通りの活躍となった。

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