急死のアストリさん、イタリア警察が殺人の可能性視野に捜査 クラブは“功労金”支払う意向

スポーツ報知

 イタリア1部・フィオレンティーナで主将を務めていた元同国代表DFの故ダビデ・アストリ選手(享年31)が4日に急死した件で、同国警察が殺人の可能性も視野に捜査する方針であることが6日、分かった。現地紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が6日に報じた。

 同選手は4日、アウェーのウディネーゼ戦のために滞在していた現地のホテルで、死亡しているのが発見された。現地メディアは、死因は心臓発作と見られると報じていたが、死因は発表されていない。同警察では6日に司法解剖を行い、殺人の可能性もあるとみて、捜査を進めるという。

 一方で英国メディアは5日、所属クラブが家族に対して“功労金”を支払う意向を持っていると報じた。報道によると、フィオレンティーナは同選手との契約を22年まで延長する方針だという。同選手は2週間前に娘が生まれたばかり。さらに存命だった場合には、5日に4年契約にサインする予定だったこともあり、異例の契約延長が実現する見通しだという。同選手の年俸は、推定で130万ユーロ(約1億7000万円)。仮に全額が支払われることになれば、残された妻と娘にとっては大きな支えとなる。

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