【欧州CL】ユベントス・キエリーニ、魂の守備…31歳で急逝アストリに勝利捧げた

2018年3月9日7時0分  スポーツ報知
  • トットナムを破って準々決勝進出を決め喜ぶユベントスのキエリーニ(ロイター)

 ◆欧州CL決勝T1回戦第2戦 ユベントス2(0―1、2―0)1トットナム※2戦合計4―3でユベントスが準々決勝進出 (7日)

 【ロンドン(英国)7日=森昌利】イタリア1部6連覇中のユベントスと、イングランド・プレミアリーグで首位を独走するマンチェスターCが準々決勝に進出した。昨季準優勝のユベントスは敵地でトットナム(イングランド)に2―1で逆転勝ち。4日に急死した同1部・フィオレンティナの主将で元イタリア代表DFダビデ・アストリ選手(享年31)に勝利をささげた。

 魂のこもった守りでユベントスの8強進出に貢献したイタリア代表DFキエリーニは、かつて代表でともに戦ったアストリ選手に思いを巡らせ「この勝利を彼にささげる」と言葉を絞り出した。2戦合計で4―3。亡き友への思いを胸に戦い、勝った。

 試合前には黙とうがささげられ、選手は喪章を巻いてプレーした。33歳のキエリーニも、いつも以上に気迫の伝わるプレーで守備を支えた。トットナム攻撃陣に食らいつき、体を投げ出してシュートを防いだ。チームは後半19分に追いつくと、同22分に逆転。3分で試合をひっくり返し、その後の猛攻をしのいだ。

 8日にはユベントスのチームメートとともに葬儀に参列予定。W杯予選や13年のコンフェデレーションズ杯で、ともに戦ったキエリーニは「何度も泣いた。別れを告げるのはつらいけど、僕らは生き続けなければ」とこみ上げる涙を抑え、さらなる活躍を誓った。

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