【欧州CL】バルセロナ撃破で喜びすぎたローマ・パロッタ会長に罰金…噴水ダイブで市長に謝罪

スポーツ報知

◆欧州チャンピオンズリーグ ▽準々決勝第2戦 ローマ3―0バルセロナ=2戦合計4―4、アウェーゴール差でローマが準決勝進出=(10日・ローマ)

 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦でバルセロナ(スペイン)を3―0で破り、前身大会の1983~84年大会以来、34年ぶりのベスト4進出を果たしたローマ(イタリア)のパロッタ会長が11日、罰金を支払うことになった。

 敵地での第1戦はバルセロナに1―4と完敗しながら、10日の第2戦では3―0で劇的な勝利。2戦合計4―4で並んだが、アウェーゴール数で上回って、ローマが準決勝進出を決めた。

 問題行動を起こしたのは試合後だ。現行方式では初のベスト4を大逆転で決めたとあって、ローマサポーターはお祭り騒ぎ。町中が歓喜する中、パロッタ会長は観光名所である「ポポロ広場」の中にある噴水の中に飛び込んで喜んだ。

 しかし、る噴水内に飛び込むことは、ローマ市の条例で禁じられている。パロッタ会長は11日、450ユーロ(約6万円)の罰金を課されたことを明かした。ローマ市のラッジ市長は「彼と話し、謝罪を受け取った」と話した。

 同会長と同市長は11日に会合を行い、パロッタ会長がパンテオン広場にある噴水の修復費用として23万ユーロ(約3060万円)を支払うことで合意したという。決して少なくない金額を支払うことになったパロッタ会長は「噴水を修復したくないのであれば、噴水に飛び込むことはおすすめしない」と、皮肉混じりに噴水への飛び込み禁止を呼びかけた。

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