ベンゲル監督、アーセナル退任

スポーツ報知

 アーセナルは20日、アーセン・ベンゲル監督(68)が今季限りで退任することを発表した。約22年の長期政権を築いてきた名将は「クラブと慎重に検討を重ねた結果、今季限りで身を引くべきだと感じた。多くの印象的な時間を与えてもらい、感謝している」と公式サイトを通じて声明を出した。

 フランス人の同監督は、1995年から名古屋を指揮した後、96年10月にアーセナルの監督に就任。パスを主体にした攻撃的サッカーで、リーグを3度、FAカップを7度制した。2003~04年シーズンに26勝12分けで無敗優勝を成し遂げたチームは「インビンシブルズ(無敵)」と呼ばれた。また、MF稲本潤一やFW宮市亮ら日本人の獲得にも積極的だった。

 昨季はリーグ5位に終わり、欧州チャンピオンズリーグ連続出場記録が19季でストップ。今季もここまでリーグ6位にとどまっている。

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