マルセイユ酒井宏、左膝負傷し松葉づえ姿…W杯に影響か「神様に祈るだけ」

スポーツ報知

◆フランスリーグ第34節 マルセイユ5―1リール(21日・マルセイユ)

 マルセイユの日本代表DF酒井宏樹は5―1で大勝したリール戦に左サイドバックで先発したが、左膝内側側副じん帯の負傷で前半22分に途中交代した。22日に精密検査を受ける予定で、長期離脱の可能性もある。メツの同代表GK川島永嗣は、1―1で引き分けたカン戦にフル出場した。

 相手と競り合いながら左サイドを駆け上がった酒井宏は、左足がピッチに引っかかったようになって倒れた。しばらく苦悶(くもん)の表情で左膝をさすった後、足を引きずるように歩きながらピッチを後にした。試合後は松葉づえ姿で現れ、「ひどくないことはないんじゃないか」と語った。

 チームは欧州リーグで準決勝に進出。シーズン終盤で大事な試合が続くが、長期離脱の可能性もある。「検査を受けてみないと。そんなに(全治まで)長くなかったら素晴らしいし、長かったとしても前向きに捉えるしかない」。フランスのスポーツ紙レキップ(電子版)は、左膝内側側副じん帯を痛めて数週間離脱する可能性があると報じた。

 日本代表では右サイドバックの定位置を確保。開幕まで2か月を切ったロシアW杯に間に合うのか心配される。「神様に祈るだけです」と、声を振り絞った。

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