ガラタサライ長友、渡欧後初リーグ制覇「こんなに優勝がうれしいんだ」

スポーツ報知

◆トルコ・スーパーリーグ最終節 ガラタサライ1(0―0、1―0)0ギョズテペ(19日)

 トルコ1部は19日、各地で最終節が行われ、ガラタサライの日本代表DF長友佑都は敵地でのギョズテペ戦に左サイドバックでフル出場した。チームは1―0で勝ち、3季ぶり21度目の優勝。長友にとっては初のリーグ優勝となった。

 長友は優勝が懸かった大一番でも左サイドバックで攻守にしっかり役割を果たした。最大の見せ場は後半に訪れた。左サイドで右足に持ちかえる得意の形でクロスを入れると、トラップしたFWゴミスが相手に倒されてPKをゲット。貴重な“決勝点”を演出し、勝利を引き寄せた。

 1月末に出場機会を求めて、インテルから期限付きで移籍。新天地では持ち味の運動量と献身的なプレーで主力に定着した。「チームを優勝に導くため、強い決意を持ってここに来た。こんなに優勝がうれしいんだという気持ちと、貢献できたという思いがある」と喜びをかみしめた。

 シーズン中盤は苦しんだが、充実したシーズン後半を過ごし、上り調子でロシアに向かう。31歳は「W杯を2度経験しているので、それを生かせるように準備したい」とリーダーの自覚を口にした。

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