【卓球】佳純、史上5人目V3!リオも絶対エース!

2016年1月18日6時0分  スポーツ報知

 ◆卓球 全日本選手権 最終日 ▽女子シングルス決勝 石川4(11-7、11-4、11-8、9-11、11-9)1平野美(17日・東京体育館)

 女子シングルス決勝は、今夏のリオデジャネイロ五輪代表候補の石川佳純(22)=全農=が、平野美宇(15)=エリートアカデミー=を4―1で下し、3年連続4度目の優勝を果たした。15歳での最年少優勝を狙った平野美の下克上を退け、史上5人目となる3連覇以上を達成。優勝までの6試合で落としたゲーム数は3つだけと、18日であと200日と迫る五輪イヤー最初の大会で、最高のロケットスタートを切った。

 圧巻の7連続得点でV締めだ。平野美のラケットからボールがはじけ飛ぶ強打で石川がフィニッシュ。全日本女王の座を守り切り「いい日になりました」と、笑顔がはじけた。

 加藤との準決勝を4―0で完封勝ちし決勝は快進撃の15歳、平野美。準決勝で、伊藤美誠(スターツ)との中学生対決を制して勝ち上がってきた相手に貫禄を見せつけた。相手が実力を出す前に出はなをくじく先手必勝の攻撃。「出足が大事。サーブ、レシーブで先手を打った」。5ゲームを戦い、そのうち4つで1点目を先取。ラリーに持ち込まれれば「緩急に変化をつけ」試合をコントロール。負けた平野美に「ラリーでは負けていなかった」と胸を張られると「そうは言っても先手を打ったのは私なんで。まだまだですよ」と黙らせた。

 4強は自分以外が全員、10代。突き上げは大歓迎だ。「追ってくれば、自分が前に出ればいいだけ。自分が成長し続ける限り、追い越されることはない。しっかり追い掛けられたい」。エースらしい言葉が口をついた。

 団体で日本初の五輪銀メダルに輝いた12年ロンドンの翌13年から男子と練習を開始。男子の倉嶋洋介監督も「展開の速さ、間合いは男子でも勝てない」と目を見張るほどだ。昨年は9月に左太もも、12月に首を痛め「けがの功名かな。学んだことがすごく多かった」と石川。試練を乗り越えタフになり、心境も「負けたらどうしよう」から「試合を楽しめた」という域に達した。「リオで金メダルを取るためにパワーアップしたい」。開幕まで残り200日で、さらなる進化を成し遂げる。

(小河原 俊哉)

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