【バドミントン】高橋、松友組がリオ金へ弾み!日本女子38年ぶりV

2016年3月14日6時0分  スポーツ報知
  • 全英オープンを制し、笑顔でトロフィーを掲げる高橋(左)、松友ペア(ロイター)
  • シャトルをリターンする松友(右)(左は高橋=ロイター)

 ◆バドミントン 全英オープン最終日(13日、バーミンガム)

 女子ダブルス決勝で世界ランク3位の高橋礼華(25)、松友美佐紀組(24)=ともに日本ユニシス=が、同11位の唐淵渟、于洋組(中国)を21―10、21―12のストレートで退け、初優勝した。同種目での日本勢の優勝は1978年の徳田敦子、高田幹子組以来38年ぶり。女子シングルス決勝では同8位の奥原希望(21)=日本ユニシス=が同5位の王適嫻(中国)を21―11、16―21、21―19で下し、日本勢として77年の湯木博恵以来、39年ぶりの優勝。リオ五輪での日本初の金メダルへ弾みをつけた。

 笑顔で抱き合い、互いをねぎらった。女子ダブルスの高橋、松友組が決勝で中国ペアを圧倒。両腕を突き上げて歓喜した高橋は「厳しい戦いが続いたけど、全英で勝ちたいという気持ちが強かった」。世界最高峰のトーナメントで、日本勢が38年ぶりに頂点に立った。

 高橋の強打で押し込み、ネット際では松友のラケットさばきがさえた。第1ゲームは序盤の連続得点で一気に突き放した。第2ゲームも終始、主導権を手放さなかった。松友は「ずっとこの大会の決勝の舞台に立ちたいと思っていた。たくさんの応援に応えられてうれしい」と喜びをかみしめた。

 14年12月のスーパーシリーズファイナルズで日本勢として全種目を通じて初優勝を飾った。しかし、1年後の同大会準決勝で敗れ、同4月から守っていた世界ランク1位から4位に陥落。高橋には「1位のプレッシャーはあった。(1位じゃなくなって)肩の荷が下りたという思いもあるけど、1年間キープしたという思いもある」と自負がある。松友も「1~4位は差がない。また1位になれると思ってる」と口にしていた。106回を数える伝統ある舞台で強さを見せつけた。

 強豪中国勢に3連勝した。準々決勝ではロンドン五輪金メダルのペアを破り、準決勝では世界ランキング1位を撃破した。ロンドン五輪では藤井瑞希、垣岩令佳ペアが日本初のメダルとなる「銀」を獲得。その後も日本バドミントン界は躍進を続け、リオ五輪の有望競技へ成長を遂げた。ペアを組んで10年目の節目。悲願のリオでの金メダルが、現実味を帯びてきた。

 ◆高橋 礼華(たかはし・あやか)1990年4月19日、奈良・橿原市生まれ。25歳。小学1年からバドミントンを始め、宮城・聖ウルスラ学院英智中―同高を経て09年に日本ユニシス入社。164センチ、58キロ。家族は両親、妹・沙也加(23)はシングルスで五輪出場を目指している。

 ◆松友 美佐紀(まつとも・みさき)1992年2月8日、徳島・藍住町生まれ。24歳。小学1年からバドミントンを始め、徳島中―聖ウルスラ学院英智高を経て10年に日本ユニシス入社。混合ダブルスでは早川賢一と組み、15年アジア選手権3位。159センチ、51キロ。家族は両親と姉。

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