法大アメフト部・青木均監督辞任…数千万円使途不明金、不祥事引責か

2016年5月8日5時0分  スポーツ報知

 大学日本一5回の名門、法政大アメリカンフットボール部の青木均監督(68)が辞任したことが7日、分かった。関係者らに6日付けで退任する意向を伝えた。青木氏はスポーツ報知の取材に「学生やOBから監督交代の提案があり、それを受け入れた」と説明した。

 複数の関係者によると、今年に入り一部OBから青木氏らによる同部の運営方法を問題視する指摘があり、内部調査を実施したところ、現時点で数千万円規模の使途不明金や、ずさんな会計処理などが確認された。選手からも練習をボイコットする動きが出ていたという。事態を重く見た大学側も同部の会計について調査を始めた矢先の辞任劇に、関係者からは不祥事による引責辞任との見方も出ている。

 青木氏は、大学からの調査や金銭トラブルについて「ない」と否定した。一部OB側は同部の一連の問題点について大学側に改善を求め、部会計の透明性の確保、体育会の予算などを統括する体育局の設置によるガバナンスの向上、米国人指導者の招へいなど複数の改革案を示している。

 青木氏は正則高(東京・港区)、法大でプレー。その後は同大コーチとして3回の学生日本一に貢献し、2006年の監督就任時には初の連覇に導いた。12年の関東大学選手権優勝が最後のタイトルとなった。

 青木氏は取材に「長く監督をしており、辞め時と思った。後悔はない」と話した。関東学生連盟の理事や、アメフトを小中学生らに教えるNPO法人の代表は今後も続けるとしている。法大アメフト部の後任監督には助監督の菅原伸一郎氏(58)が就任する見通し。

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