ジョセフHC、五郎丸よリーチよW杯出たければ「サンウルブズに来い」

2017年1月20日6時0分  スポーツ報知
  • 昨年10月、練習で選手に指示を出すジョセフHC(中)

 ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、47)が19日、都内で会見し、2019年W杯日本大会の代表選考について、スーパーラグビーの日本チーム「サンウルブズ」で事実上、一本化する方針を示した。15年W杯代表組のFB五郎丸歩(30)=トゥーロン=ら海外クラブでプレーする選手に、19年代表入りへの「近道だ」と勧告。W杯前年のプレシーズンまでに全員集合の大号令を発した。

 ジョセフHCが五郎丸、リーチ・マイケルら世界に散らばる15年W杯組にサンウルブズ参加のススメを説いた。19年W杯の選考基準について、昨年9月の代表HC就任後、初めて明言。「サンウルブズに名を連ねている選手から代表を選ぶことを突き詰めたい」と代表強化のために作ったチームとの連携を、さらに高めていく考えを示した。

 「所属しない場合は代表に選ばれない」という明確なルールは「ない」と説明した。今季サンウルブズ以外のクラブでプレーするリーチやマフィらは、すでに契約が終了。山田、畠山らは交渉中だ。ジョセフHCは「素晴らしい選手を排除するようなことはしたくない」と語る一方で「SRこそ日本選手の成長の礎。19年W杯の代表はサンウルブズの選手であるべきだ」と繰り返し強調。暗にW杯前年の18年プレシーズンに参加するよう勧告した。

 他国では、イングランド代表に「国内以外のチームに所属すると代表に選ばれない」という明確なルールがある。日本協会の薫田真広15人制男子強化委員長は、昨年10月に代表を辞退した複数選手らに最後通告をしている。「来ないというなら二度と選ばない。過ぎ去った選手よりも新しい選手に投資したい」と厳格な規律を敷く考えを示していた。ジョセフHCも「選手に接しながら見極めていくことは選考の近道につながる」と歩調を合わせた。

 今季のサンウルブズには約50人を招集する方針で、課題は「若手の育成だ」とジョセフHC。関係者によれば、TL覇者サントリーから中鶴隆彰(26)と江見翔太(25)という、今季と昨季のトライ王に輝いた両ウィングも新たに加入予定だ。19年W杯での8強以上へ、指揮官は「サンウルブズには、いるべき人にいてほしい。みんな同じ方向を見ていなければならない」と結束を重視した。(小河原 俊哉)

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