【ウィンブルドン】フェデラーが単独最多8度目V 「芝の王者」5年ぶり復活

2017年7月17日7時0分  スポーツ報知
  • 優勝トロフィーを掲げるフェデラー(ロイター)
  • 決勝でポイントを奪いガッツポーズするフェデラー(ロイター)

 ◆テニス4大大会第3戦 ウィンブルドン最終日 ▽男子シングルス決勝 フェデラー3―0チリッチ(16日、ロンドン・オールイングランド・クラブ)

 男子シングルス決勝でロジャー・フェデラー(スイス)がマリン・チリッチ(クロアチア)を6―3、6―1、6―4で退けて5年ぶり単独最多となる8度目の制覇を果たした。4大大会で1月の全豪オープンに続く19個目のタイトルとなり、自らが持つ男子最多記録を更新。1回戦からの計7試合で1セットも落とさず、1968年のオープン化以降で同種目の最年長優勝となった。車いす女子ダブルス決勝は上地結衣(エイベックス)、ジョーダン・ホワイリー(英国)組が4年連続4度目の優勝。

 最後は中央への鋭いサービスエースで「芝の王者」フェデラーが5年ぶりに定位置に戻ってきた。一息ついてベンチへ戻ると、涙があふれ出た。春のクレーコートシーズンを休養に充て、ウィンブルドンに照準を合わせた35歳が単独最多8度目の制覇。「1セットも落とさずに優勝できたなんて魔法のようだ。ここに戻って来られると信じていた。夢のよう」と喜んだ。

 素早い展開で勝負するテニスを貫いた。第1サーブの成功率が76%と高く、サービスゲームを全てキープ。サーブが不安定なチリッチに対し多彩なリターンで仕掛けた。試合途中で涙を流した相手のミスも重なり第1、2セットとも2度ずつブレイク。第3セットも主導権を渡さなかった。

 キャリアの終盤に差しかかり「(世界)ランキングのことは少し脇に追いやっている」と言う。適度な休みを入れ体調を整えて大舞台に挑み、1月の全豪オープンに続く4大大会通算19個目のタイトルを手にした。「選手としての全ての夢がウィンブルドンでかなっている」と愛してやまないテニスの聖地で、オープン化以降最年長優勝。「また来年、戻ってきてタイトルを守りたい」と力強く誓った。

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