【高校ラグビー】郡山北工、後半ロスタイムに追いつく 抽選で3回戦へ

スポーツ報知
次戦に進出を決めた郡山北工・後藤主将(右)と握手する土佐塾・吉松主将

◆全国高校ラグビー 第3日 ▽2回戦 郡山北工(福島)12―12土佐塾(高知) ※抽選で郡山北工が3回戦に進出(30日・花園ラグビー場)

 郡山北工(福島)が後半ロスタイム、土佐塾に(高知)同点に追いつき、抽選で3回戦進出を決めた。

 序盤はバックス陣のキックを多用した土佐塾が郡山北工のミスを誘い、前半22分までに2トライを奪取。12―0とリードしたが、FW戦に自信を持つ郡山北工は前半終了間際にラインアウトからの連続攻撃で、最後はNO8後藤陸主将(3年)が飛び込み反撃開始。後半は互いにチャンスにミスが出て決めきれない場面もあったが、郡山北工は再び後半ロスタイムにゴール前のラインアウトからの攻撃でロック高橋憲二郎(3年)がトライを決めた。

 試合後の抽選では、後藤主将が「出場権あり」の札を引き、3回戦・東福岡戦への挑戦権を獲得。土佐塾のフランカー吉松直輝主将(3年)と抱き合って健闘をたたえ合った。

 郡山北工は入学時のラグビー経験者が3人だけの状況から、福島県勢21大会ぶりの3回戦進出。後藤主将は「勝って決めたかった気持ちは変わらない。土佐塾の分も頑張って、東福岡にぶつかっていきたい」と誓った。

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