王者サントリー、5季ぶり連覇へ佐治会長からA5松阪牛

2018年1月13日6時0分  スポーツ報知
  • 最近10年間の日本選手権決勝成績

 ◆ラグビー日本選手権&トップリーグ決勝トーナメント▽決勝 サントリーーパナソニック(13日・秩父宮)

 2冠を懸けた決勝戦は13日、秩父宮でキックオフ。2季連続の同一カードとなった決勝に挑む王者サントリーは12日、東京・府中市のグラウンドで最終調整。沢木敬介監督(42)は社訓の「やってみなはれ」精神を貫いての5季ぶり連覇を誓った。15―10で制した昨季決勝と同じようにロースコアによる決着も予想。一方、2季ぶり王座奪回を目指す今季無敗のパナソニックは、群馬・太田市のグラウンドで調整を行った。

 スタメン15人中10人がサラリーマンというサントリー。沢木監督は、創業者・鳥井信治郎の「やってみなはれ」の開拓精神を掲げ、「僕らのカルチャーは『やってみなはれ』。今季掲げた『ステイ・ハングリー』もそこから付けた。去年以上に選手も満足しないようになっている」。

 スタメンを発表した11日には、佐治信忠会長(72)から差し入れがあり、「選手、スタッフ50人全員が腹いっぱいのパワーをもらえた」というほど豪華なA5(最上級)ランクの松阪牛の肉を堪能。「自分たちのスタイルにこだわって、勝ちを取りにいく」と腕をまくった。両チームともに日本代表のスター選手が多く、好試合が予想される。SH流主将は「日本一レベルの高いすごくいい試合になる」と期待した。

 勝利への鍵は、パナソニックの組織的な防御をどうこじ開けるかにある。沢木監督は昨季決勝の接戦の再現を予想し「互いに20点取れるかどうかのロースコア決着になると思う」。リーグ戦の今季初対決は10―21で惜敗。敗因は「雨天での試合でボールを持ちすぎて自滅したこと」と指揮官。その後にはオーストラリア代表キャップ103の超大物SOギタウが加わり、持ち前のリズミカルな連続攻撃に厚みを増すチームに進化した。ギタウも「ステイ・ハングリーと聞いた瞬間、食べ物ではないことは分かった(笑い)。そういう気持ちが一度でも死ねば貪欲なラグビーはできないしね」と話し、健闘を誓った。

 接戦での勝負強さも自慢だ。視野の広いギタウとFB松島の判断力の良さは強力。パナソニックは死角が少なく防御にたけるが、沢木監督は「完璧なディフェンスなど存在しない。スペースは絶対あるので、勇気を持って攻める」。流主将は「前半から仕掛けてトライを取りにいく」と予告した。(小河原 俊哉)

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