ヤマハ発動機、元ジャパンSO大田尾竜彦の引退試合快勝で3位

2018年1月14日8時0分  スポーツ報知
  • マレ・サウとマッガーンに肩車されてスタンドに手を振るヤマハ発・大田尾

 ◆ラグビー 日本選手権兼トップリーグ総合順位決定トーナメント最終日 ▽3位決定戦 ヤマハ発動機28―10トヨタ自動車(13日、秩父宮)

 3位決定戦が行われ、ヤマハ発動機はトヨタ自動車を28―10で下し、元日本代表SO大田尾竜彦(35)の引退試合を快勝で飾った。大田尾は80分フル出場し、攻守で勝利に貢献。試合後には肩車されてスタンドに手を振り、仲間に胴上げされた。

 大田尾は最後まで笑顔だった。「来季への礎になる試合だった」と確かな手応えをつかんでいた。

 6日のサントリーとの準決勝は7―49で惨敗した。ケガ人続出の苦しい事情があったが、さらに10日の練習でフランカーのモセが負傷。FWの先発は全員が日本人という布陣になった。

 前半4分にはCTBマレ・サウ(30)が一時退場。それでも粘り強く、1人少ない10分間をPG1本に抑え込んだ。スクラムでも押し勝ち、相手の反則を再三誘った。「先週の負けから踏ん張ることができた」と大田尾は仲間をたたえた。

 自身は引退試合にも平常心だったという。「ゆうべも、どうやって試合に勝つか考えていた」。前半28分にはゴール前で絶妙のキックパスを放ち、マレ・サウのトライを演出。「相手のセンターと目が合った」と、蹴る直前にコースを変えるベテランの技を見せつけた。

 04年の入社1年目からレギュラー入りし、リーグ戦166試合出場は歴代2位。ヤマハでの公式戦は192を数え、清宮克幸監督(50)は「ヤマハのレジェンドです」とたたえた。佐賀工、早大の後輩になるFB五郎丸歩(31)も「きれいな形で送り出すことができた」と喜んだ。残ったメンバーが、この勝利を来季につなげる。(里見 祐司)

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