田添、前田組完敗…前田「正直実感がない」

スポーツ報知

 ◆卓球全日本選手権 第3日(17日・東京体育館) 混合ダブルス4回戦 森薗政崇、伊藤美誠組 3―0 田添健汰、前田美優組

 混合ダブルス4回戦で、同種目3連覇を目指した田添健汰(専大)、前田美優(日本生命)組が、森薗政崇(明大)、伊藤美誠(スターツ)組に0―3で敗れた。

 福岡・希望が丘高時代からペアを組み、全日本を3度制し、昨年の世界選手権では8強入りした田添、前田組だが、この試合では昨年4月のアジア選手権で準優勝した森薗、伊藤組の早い展開にほんろうされ、主導権をつかめず。第3ゲームは2―11と圧倒された。

 前田は「体が温まる前に負けてしまった。正直、(負けた)実感がない」と肩を落とすと田添も「(両ペアが代表だった)アジア選手権の前に練習試合は何度かしたけど、その時とは速さが全然違っていた」脱帽した。

 混合ダブルスは2020年東京五輪での開催種目に決定。今大会には同大会を見据えて森薗、伊藤組のほかにも、張本智和、平野美宇組(エリートアカデミー、4回戦敗退)ら、強豪選手同士のペアが多く組まれており、田添は「本来ならもっと上(のラウンド)で当たる相手と早く当たり、厳しい戦いになったのが大きく変わった」と振り返った。

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