なるか日本人初の快挙!?「スポーツ界のアカデミー賞」候補に車いすテニス・上地結衣ノミネート

スポーツ報知
上地結衣

 スポーツ界のアカデミー賞を目指して設立されたローレウス・世界スポーツ賞の候補者が16日、発表され、パラアスリート部門に車いすテニスの上地結衣選手がノミネートされた。

 ローレウス世界スポーツ賞は、目覚ましい活躍を選手や団体を称えることを目的とし、2000年に設立された。上地選手は、現在世界ランキング1位で、車いすテニス界を牽引(けんいん)。16年のリオパラリンピック競技大会では、銅メダルを獲得するなど輝かしい成績を残している。

 過去には柔道男子で五輪3連覇を果たした野村忠宏(ミキハウス)が世界カムバック賞の候補者に。11年のサッカー女子W杯で初優勝した日本女子代表が、チーム部門の候補にノミネートされた例があるが、いずれも受賞を逃した。日本人選手や団体が受賞した例はなく、上地選手が受賞すれば史上初の快挙となる。授賞式は2月27日にモナコで開催される。

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