吉村真晴が5回戦で敗退、世界選手権は厳しく「本当に変わらないと、終わってしまう」

スポーツ報知

 ◆卓球全日本選手権 第5日 ▽男子シングルス5回戦 大島祐哉(木下グループ)4―2吉村真晴(名古屋ダイハツ)(19日・東京体育館)

 卓球の世界選手権混合ダブルス金メダルの吉村真晴(24)=名古屋ダイハツ=が5回戦敗退を喫した。普段から仲が良く、練習する機会の多い大島に得意のサービスで先手を取ったが、バックハンドでの打ち合いでミスを連発。「第5ゲームの10―7が全てだった。入れにいってしまって、中途半端なチキータ(バックハンドの攻撃的レシーブ)になって狙われた」と悔やんだ。

 8強にも残れず、世界選手権(4月29日開幕、スウェーデン・ハルムスタッド)の代表入りは厳しい状況になった。バックハンドの打ち合いになることが多い最近の流れに合わず「時代遅れ」と自らを厳しく分析する。「我慢の時期。本当に変わらないと、終わってしまう」と危機感をにじませた。

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