松平健太、兄・賢二との兄弟対決制し5年ぶりベスト4 21日準決勝は王者・水谷と対戦

スポーツ報知
兄の松平賢二(手前)のサーブに集中する準決勝に進んだ弟の松平健太

◆卓球 全日本選手権第6日 ▽男子シングルス準々決勝 松平健太(木下グループ)4―1松平賢二(協和発酵キリン)(20日・東京体育館)

 松平健太(26)=木下グループ=が、兄・賢二(28)=協和発酵キリン=との兄弟対決を制し、5年ぶりに4強進出を決めた。

 松平ブラザースの対戦は、全日本のシングルスでは初めて。健太は「5回戦とかで当たるよりは、勝ち上がって当たる方がうれしいのでよかった」と本音をのぞかせつつも、試合になると「手の内を知っているので、他の人よりやりづらかった」という。その中でも「必ずラリーになると思っていたので、我慢強く攻めきろうと思った」とのゲームプランを遂行。第3ゲームを落としただけで、2歳上の兄を押し切った。

 昨年は5回戦で敗退するなど、ここ4年手が届かなかったベスト4へと進んだ。21日の準決勝の相手は、王者・水谷。「目の前の準決勝に懸けて、という感じで。それで優勝できればいい」と、一戦必勝を誓った。

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