みまひな組が塩梅コンビ下し初優勝!「うれしいというよりホッとした」

スポーツ報知
女子ダブルス決勝 優勝し抱きあって喜んだ伊藤美誠(左)、早田ひなペア

◆卓球 全日本選手権第6日(20日・東京体育館) ▽女子ダブルス決勝 伊藤美誠(スターツ)・早田ひな(日本生命)3―1梅村優香・塩見真希(ともに四天王寺高)

 世界選手権銅メダルの“みまひな”が、同じく高校生の“塩梅コンビ”を逆転で下して、全日本選手権初Vを飾った。

 第1ゲームを5―11とあっけなく落としたが、ここから地力を発揮して3ゲームを連取した。優勝の瞬間、2人で肩を組み、手を振って声援に応えた。

 優勝インタビューでは、伊藤が「うれしいというよりホッとした。自分たちが最後まで攻めきるのが第一だった。最後のゲームは全部攻めた」と、ニッコリ。早田は「みまと組んで、優勝することができて本当にうれしい」と声を弾ませた。

 世界選手権でメダルも取り、マークされていた中でのVだった。「挑戦者の気持ちでプレーすると決めていた。(相手に)向かってプレーできたかなと思う」と美誠。「(はたくように打つ変則フォアの)みまパンチも決まったり、自分のしっかりしたドライブも、決まったりしていた。決勝の舞台で自分たちらしいプレーができるのが強み」と早田。大会を通じてさらに強固になったコンビの絆に、自信を深めていた。

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