【Bリーグ】富山、18年1勝 2連勝で2位浮上

スポーツ報知
チームトップの24得点と活躍したピットマン

◆B1リーグ第16節 富山グラウジーズ83―78島根(20日・富山市総合体育館)

 中地区3位の富山グラウジーズは、83―78で西地区5位の島根に勝利。2連勝で、チャンピオンシップ進出圏内の2位に浮上した。得点源のスモールフォワード、ドリュー・ヴァイニー(29)が出場停止と不利な戦いを強いられたが、チーム力で勝ちきった。ミオドラグ・ライコビッチHC(46)は「新年1戦目の大事な試合。選手は非常に我慢して頑張った」とねぎらった。

 若手選手がピンチを救った。第3クオーター(Q)には2点差まで追い上げられ、司令塔の宇都直輝(26)と、パワーフォワードのサム・ウィラード(29)が4ファウルと、大ピンチに陥った。しかし、途中出場のシューティンガード(SG)橋本尚明(25)が攻守で奮闘、特別指定選手のSG葛原大智(21)もリーグ初出場で大活躍。ミオドラグ・ライコビッチHC(46)は「若手選手には守備でエネルギッシュなプレーを求める。それ以上は責任を感じる必要はない」と後押し。第4Qには葛原がレイアップシュートを決めると、2433人の会場は最高潮に沸いた。

 「明日(21日)はヴァイニーも帰って来る。大事なゲームになる」とライコビッチHC。新年2連勝で新たなスタートを切る。(康)

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