【Bリーグ】三遠、終盤に失速 年越し3連敗

スポーツ報知
第3Qで三遠PG川嶋(手前)が切れ込みシュートを狙う

◆B1リーグ第16節 SR渋谷71―59三遠ネオフェニックス(20日・湖西市アメニティプラザ)

 三遠ネオフェニックスの2018年初戦は59―71でSR渋谷に黒星。昨年末の北海道戦から3連敗となった。

 流れをつかめなかった。第2Qで突き放されながらも粘る。3点ビハインドで迎えた第4Qも、PG川嶋勇人(27)のドライブインなどで連続得点し、3分間で53―53と追い付く。しかし勝ち越せない。55―56の場面ではPFドジャー(32)がフリースローを落とした。そしてラスト5分は一方的に得点を許し続けた。「これを決めれば同点、というところで決め切れなかった。自分たちの力のなさです」と川嶋は肩を落とした。

 それでも湖西市では15年10月以来の公式戦で、Bリーグに移行してからは初の開催。1016人の観客が集まり、会場の雰囲気を盛り上げた。メンバーと一緒に観戦した湖西岡崎中バスケット部の戸塚璃夕右(りゅう)主将(2年)は「迫力があって面白かった」と声を弾ませた。

 21日も同会場でSR渋谷と戦う。藤田弘輝HC(31)は「スッキリしない負け。明日は全力で勝ちに行きます」と気持ちを切り替えていた。(里見 祐司)

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