【Bリーグ】北海道、2季ぶり5連勝…侍ジャパン稲葉監督が観戦

スポーツ報知
復帰早々、先発したウィッティントン

◆B1リーグ第16節 レバンガ北海道78―75川崎(20日・北海きたえーる)

 レバンガ北海道は川崎に78―75で競り勝ち、2季ぶりの5連勝を決めた。チーム最多22得点、14リバウンドのPF/Cマーク・トラソリーニ(27)がMVPに選ばれた。通算17勝12敗で、貯金を今季最多の「5」とした。東地区順位は5位のまま。

 2018年初戦、絶好のスタートを切った。水野宏太HC(35)は「後半戦を左右する重要な一戦。皆さんの応援が(逆転勝利への)空間を作ってくれた」と、逆転での5連勝に沸く5097人の観客に感謝した。

 「ファイターズコラボデイ」として開催され、侍ジャパン監督を務める日本ハムの稲葉篤紀SCO(45)が観戦する中、日本ハムカラーの今節限定ユニホームを着てプレーしたレバンガ戦士。前節まで平均得点が東地区随一の81・6得点を誇る川崎を「80点以内に抑える」(同HC)とハードディフェンスで対抗した。

 右膝故障から13戦ぶり復帰したウィッティントン(24)が先発し10得点と奮闘。前半リードを、最終クオーターで逆転されたが、73―75の残り14秒、トラソリーニがドライブシュートをねじ込み同点。さらに、このプレーで反則を誘い、バスケットカウントのフリースローを決めて76―75と勝ち越した。関野剛平(23)がダメ押しシュートを決め、勝利を決めた。

 東地区3位の渋谷(19勝10敗)との勝ち星差は2。21日の同一カードで連勝すれば、川崎に代わり4位に浮上する。トラソリーニは「ローラーコースターのような試合を、チーム一丸で勝てたことを誇りに思う。明日もブースターと一体になり勝利を目指したい」と6連勝を誓った。(小林 聖孝)

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