【Bリーグ】山形、連勝で勝率5割 2位福島に2差

スポーツ報知
ゴール付近で巨体をぶつけ合う山形のマクシェパード(中央)と、仙台のウィリアムスJr.(左)

◆B2リーグ第16節 山形ワイヴァンズ84―70仙台89ERS(21日・カメイアリーナ仙台)

 東地区3位の山形ワイヴァンズは、同4位の仙台89ERSに快勝。2018年の最初のカードで連勝した。

 勝因は、体を激しく寄せるディフェンスだ。攻撃力がある仙台を、前日は66点、この日も70点に抑えた。攻めては、エース外国人のPFビリー・マクシェパード(30)が両軍トップの29得点。「このチームは気持ち良くプレーできる。仲間が『自信を持ってシュートを打て』と言ってくれるんだ」。外国人が1人しかコートに立てない第1、3クオーター(Q)に出場したSF伊沢実孝(24)も195センチの長身を生かし、ゴール下で体を張ったプレー。9得点5リバウンドを挙げた。

 開幕から4勝9敗と黒星先行だったが、これで15勝15敗の勝率5割。東地区2位の福島に2ゲーム差と迫った。「ワイルドカードでのプレーオフ出場は諦めていないが、まずは1試合1試合、自分達の戦いをやる」と伊沢。残り30試合、可能性を信じて白星を積み重ねる。(須貝 徹)

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