【Bリーグ】富山・大塚、大暴れ 16得点2リバウンドで2度目3連勝

スポーツ報知
16得点2リバウンドと活躍したSG大塚

◆B1リーグ第16節 富山グラウジーズ77―71島根(21日・富山市総合体育館)

 中地区2位の富山グラウジーズは、77―71で西地区5位の島根に勝利。今季2度目の3連勝を飾り、勝率5割に復帰した。絶好調のイケメンシューター大塚裕土(30)は16得点2リバウンドと大活躍。大塚は「新年一発目(のカード)なので、どうしても勝ちたかった。2連勝できてホッとしています」と笑顔を浮かべた。

 3Pシュート成功率は43・3%でリーグトップ。この日は2本の3Pシュートのほか、相手守備をかいくぐって鮮やかなドライブも披露した。「(富山の元エース)城宝選手が抜けて、プレッシャーはある。危機感も常にあります」と大塚。30歳のベテランだが、積極的なハードワークでミオドラグ・ライコビッチHC(46)からの信頼も獲得。全30試合に先発出場し、チームを支えている。

 大塚のオリジナルグッズ「カモンタオル」(2000円)も後押しした。シュート時に「カモン!」と声を上げるといううわさが立ち、盛り上がったファンの要望で製品化。20日から販売し、21日の試合前には全500枚が完売した。販売担当者は「大塚選手、宇都選手の商品は人気がありますが、恐ろしいほど売れました。1人で8カモン(枚)を買う人も」とびっくり。試合では大塚がシュートを決める度にタオルを掲げて応援した。

 反響を受けて、タオルの追加生産も決定。「この勝利で弾みを付けて、次につなげたい」と大塚。選手とブースターが一体となって、Bリーグ2年目で初の4連勝を狙う。(中田 康博)

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