大坂なおみ、世界1位に79分ストレート負け…日本勢18年ぶり8強ならず

スポーツ報知

◆全豪オープン第8日 ▽女子シングルス4回戦 シモナ・ハレプ2―0大坂なおみ(22日・メルボルン)

 女子シングルスで大坂なおみ(20)=日清食品=は日本勢18年ぶりの8強入りを逃した。4回戦で世界ランク1位のシモナ・ハレプ(26)=ルーマニア=にストレート負けし、シングルスの日本勢は全て敗退した。男子シングルス4回戦では6度優勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が鄭現(韓国)に敗戦。男子ダブルス3回戦でマクラクラン・ベン(25)とヤンレナルト・シュトルフ(ドイツ)のペアは、日本勢で1965年大会8強の渡辺康二、石黒修組以来の準々決勝進出を果たした。

 大坂が世界NO1のハレプに屈した。強烈なフォアハンドのリターンエースを浴び、4大大会初の4回戦は1時間19分で幕を閉じた。快進撃を支えたサーブからの得点率で相手を下回り「彼女は最高のリターンができる選手。重圧を受けたかもしれない。素晴らしかった」と素直に認めた。第1セット3―2の第6ゲームで4度のブレイクチャンスを生かせず、要所でミスが出て流れを失った。

 全豪で2000年の杉山愛以来となる日本勢18年ぶりの8強に届かなかったが、シード2選手を倒した。翌週付の世界ランクは50位台に上がる見込み。「次の4大大会はもっといいプレーができると思う。精神的にも強くなれているし、自信はついた」。真夏のオーストラリアで好スタートを切り、今後のシーズンにつなげていく。

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