PFU11連勝で首位キープも油断なし…江畑「まだまだうまく回っていない」

スポーツ報知
得点に喜ぶPFUの(右から)江畑、宇田、正、ドリス、吉安

◇バレーボールVチャレンジリーグ1 PFU3―1熊本(4日、佐賀・唐津市文化体育館)

 首位のPFUブルーキャッツは、5位のフォレストリーヴズ熊本を3―1で破り、11連勝を飾った。

 勝ち点を37に伸ばし、首位をキープ。2位の岡山シーガルズもこの日、最下位7位の大野石油広島オイラーズを3―0のストレートで下して勝ち点35とし、2差のままとなった。

 第1セット(S)は地元・佐賀出身のセッター石橋朋美(25)らの奮闘で奪取。しかし第2Sを落とすと、第3Sは25―18で取ったものの、第4セットは25―22と苦しみながら競り勝った。

 ウィングスパイカー江畑幸子(28)は、アタックでチーム2位の16得点を挙げて勝利に貢献。そのうち半分の8点がバックアタックで、相手の脅威となったが「まだミスが多いのが気になる。ミスをなくして、もっと攻めていきたい」と満足はしていない。

 主将としても「1セット落としてしまったので、まだまだうまく回っていない。自分たちがいいリズムができていても、連続失点で追い付かれたりする。そのあたりをしっかり詰めていかないと」とチームの反省点を挙げ、気を引き締めていた。

 今季残り5試合で、25日の最終戦は岡山との直接対決。寺廻太監督(60)は「連勝はしているが、まだ自分たちの力を全部は発揮できていない。最後の岡山戦に向けて、最高のチーム状態に持っていくのが私の仕事」と話した。

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