【Bリーグ】富山、猛プレスに苦戦し連敗 貯金0に

スポーツ報知
厳しいマークを受けながらシュートする上江田

◆プロバスケットボール B1リーグ第18節 SR渋谷90-75富山グラウジーズ(4日、富山市総合体育館)

 中地区2位の富山グラウジーズは、75―90で東地区4位のSR渋谷に敗れた。2連敗を喫し、勝率は5割に戻った。渋谷の堅守に苦しみ、第2クオーターは最大24点のビハインド。序盤の失速が最後まで響いた。ミオドラグ・ライコビッチHC(46)は「渋谷の選手層は厚く、アグレッシブだった。非常に強かった」と完敗を認めた。

 敵の術中にはまった。スローイング直後から厳しいプレスを受け、パス回しにも一苦労。さらに徹底したスカウティングで選手の弱点を突かれた。前渋谷のシューティングガード、大塚裕土(30)は「スカウティングのレベルが高いチーム。どこでシュートするか、全て読まれていた」と肩を落とした。

 選手層の薄さも露呈したが、大塚は「クオリティーを高くすれば、チームもグレードアップ出来る。もっと練習が必要」と前を向いた。(中田 康博)

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