【Bリーグ】北海道に元NBA選手初加入 水野HC「新たなエネルギー」

スポーツ報知
入団会見を行った(左から)清永チーム統括、トンプソン、水野HC

 プロバスケットボールBリーグ1部・レバンガ北海道は14日、米国籍の新外国人選手、スモールフォワード/パワーフォワード、ディジョン・トンプソン(34)=201センチ、95キロ=との契約合意を発表、入団会見を行った。07年の本道プロチーム誕生以来、初めて迎えるNBA経験戦士は「レバンガのハードで、速い展開に感銘した。求められるもの全てに応え、チャンピオンシップ進出に貢献したい」と抱負を口にした。

 名門・UCLA(カリフォルニア大ロサンゼルス校)出身。05年にNBA・フェニックス・サンズ入りし10戦出場、移籍した同・ホークスでも6戦出場。その後ドイツ、ロシアなどでプレー、2月までアルゼンチンで戦い日本が10か国目となる。

 チーム合流2日目だが、3点シュート、巧みなパスさばきなど万能型のプレーセンスも披露。水野宏太HC(35)も「豊富な経験、ポジティブかつ冷静なプレーは、新たなエネルギー」と期待。UCLA時代は、現・栃木ブレックスのセドリック・ボーズマン(34)とルームメートで一緒にプレー。高校時代からの知り合いで、Bリーグ情報ももらった。トンプソンは「大学時代、一緒に教わった『Be Quick Don,t Hurry』(速く、でも急ぎ過ぎるな)がプレーの基本。でも、試合では負けられない」と気合十分。3月5、6日の西宮戦(北海きたえーる)でデビュー予定だ。(小林 聖孝)

 ◆ディジョン・トンプソン 1983年3月23日、米国カリフォルニア州生まれ。34歳。バスケットは11歳から。愛称「DJ」。背番号「12」。201センチ、95キロ。家族は両親と妹。

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