今年のサンウルブズは違う!参入3年目、開幕戦で初勝ち点

2018年2月25日7時0分  スポーツ報知
  • 前半19分、トライを決めたティモシー(手前=カメラ・能登谷 博明)

 ◆スーパーラグビー ブランビーズ32―25サンウルブズ(24日・秩父宮)

 日本チームのサンウルブズは、今季初戦で昨季4位の強豪ブランビーズ(オーストラリア)に25―32で惜敗した。前半を19―15で折り返し後半はノートライに抑えられたが、終了間際にPGを決めて7点差とし勝ち点1をもぎ取った。19年W杯を見据えて日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、48)が兼任する新体制で、戦力アップを証明。次戦は3日に秩父宮で、昨季最下位のレベルズと対戦する。

 過去2年のサンウルブズとは違う姿をみせた。スーパーラグビー(SR)初陣のゲーム主将SH流大(25)を中心に、テンポよい攻撃を仕掛け、前半だけで3トライ。しかし後半開始直後にゴール前のピンチで相手ボールを奪った後、流の長いパスがゴールポストを直撃。跳ね返りを奪われ逆転を許した。「悔しい。主将としての責任を感じる」と肩を落としたが、敵将ダン・マッケンラーは「プレーぶりが目についた」と真っ先に名前を挙げてたたえた。

 今季から日本代表と兼務するジョセフHCは決意を示すように、共に戦った1999年W杯の日本代表メンバーを秩父宮に観戦を呼びかけた。SR参入初年度の16年には5―66で完敗した強豪にトライ1本の差まで迫り、「このレベルで強豪と戦っていける感覚は持っていける」と胸を張った。

 19年W杯をより意識し、準備期間は昨年の18日間から約4週間に延びた。戦術理解だけでなく体力強化もでき、スクラム、ラインアウトなど成熟に時間がかかるプレーで安定感を出せた。前半8分にはゴール前のラインアウトから11人のモールで押し込みトライ。過去2年を知るフッカー堀江は「準備期間の時点で去年よりいいという話をしていた。戦術、戦略は今の方がいい」と誇る。

 勝ち星こそ手に入れられなかったが、参入3年目で初めて、開幕戦で勝ち点を獲得できた。昨季2勝で17位だったチームが大きく成長を見せた。「変わったことはやらない。自分たちの戦い方を確立している」。目標のトップ5を目指し、確かな手応えを結果に変えていく。(大和田 佳世)

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