福原愛の母・千代さん 「未来のいしずえ賞」受賞

スポーツ報知
授賞式に出席し、未来のいしずえ賞(スポーツ部門)を受賞した母・千代さんを祝福する福原愛(左)

 一般財団法人「KODAMA国際教育財団」による第1回「未来のいしずえ賞」の授賞式が29日、都内で行われ、スポーツ部門をリオ五輪卓球女子団体銅メダルの福原愛(29)=ANA=の母・千代さんが受賞した。授賞式には愛も出席し、祝福した。

 推薦人で日本卓球協会の前原正浩副会長は「福原選手が3歳の時から情熱と愛情を持って毎日練習をされまして、オリンピック選手になるまで育てて頂きました。それが現在の卓球ブームの要因になっていると思います」とあいさつ。

 千代さんは「たくさん該当する方がいますので、私じゃないでしょって、本当にびっくりした。すごく感激しました」と驚きの表情。英才教育で過ごした娘との日々を「その時は何でもないんですよ。毎日の生活のリズムなので。今になったら、同じことをやれと言われてもできないと思いますね」と振り返った。

 「未来のいしずえ賞」は豊かな社会の礎を築くために地道な努力を重ね、貢献した人物の功績をたたえる国際賞。スポーツ、医療、保健福祉、教育、社会活性化の5部門で、推薦された複数の候補者から実行委員会で受賞者を決定。受賞者には賞状と記念品、賞金100万円が贈られた。スヴェンソン会長でKODAMA国際教育財団の児玉圭司理事長は「各分野で世のため、人のために貢献され、人知れず努力されている皆さまを顕彰させて頂くことを誇りに思います」と語った。

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