卓球・平野美宇がプロ転向 エリートアカデミー出て自ら料理も「塩がどば~っと…」

スポーツ報知
直筆で今後の決意を記した平野美宇(カメラ・小泉 洋樹)

 卓球の平野美宇(17)が30日、都内で会見し、JOCエリートアカデミーを修了し4月からプロ活動を開始することを発表した。

 「目標である東京五輪出場、金メダル獲得を考えた時に、人間としても選手としても強い人間にならないといけないと思ったので、このタイミングで決断させてもらった」と1年前倒しで修了を決断した理由を説明した。今後は以前からメインスポンサーである「日本生命」の所属選手として活動する予定。

 修了にともない、今まで暮らしていた東京・北区のナショナルトレーニングセンター併設の寮を出た。父・光正さん(49)が上京し一緒に生活する。料理は苦手。この日もサケとアボカドが乗った丼を作ったが「しょうゆがなくて。塩を(ミル)で挽いてかけようとしたら、逆さにしていたみたいで、大きな粒のままドバ~っとかかってしまった」と失敗談を明かした。

 練習相手にも環境にも恵まれたエリートアカデミーを飛び出し、あえて厳しい環境に身を置いて東京五輪の金メダルを目指す。練習拠点は変わらずナショナルトレーニングセンターだが、時間配分などで自ら責任を負うことを選んだ。「チャンピオンを目指してるからには、チャンピオンになってもおかしくない人間になりたい」と話しつつ、「(プロとして)責任はもつけど気負いすぎに」とマイペースぶりは変わらず。4月6~8日のアジア杯(横浜)でプロ初戦に臨む。

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