平野美宇、プロ初白星へ「いいプレーをお見せできるように」

スポーツ報知
笑顔でポーズをとる(左から)石川、平野、丹羽、張本(カメラ・酒井 悠一)

 6日に開幕する卓球のアジア杯の組み合わせ抽選と前日会見が5日、会場の横浜文化体育館で行われた。今大会は秋に行われる男女W杯の予選を兼ね、日本からは張本智和(14)=エリートアカデミー=と丹羽孝希(23)=スヴェンソン=、石川佳純(25)=全農=、平野美宇(17)=日本生命=が出場する。

 平野はプロ転向後初戦に臨む。3月に中学から所属していたJOCエリートアカデミーを1年前倒しで修了。4月からプロ活動をスタートさせた。周囲からは新たな門出を祝福する声が多く寄せられ、「初めての大会なのでいいプレーをお見せできるように頑張りたい」と気合を入れた。

 昨年4月のアジア選手権では中国のトップ選手3人を破って優勝した。大会は違うが、同じアジアの頂点を争う大会。「昨年のことなので」と謙遜したが、1次リーグは当時3―0で勝利している世界2位の朱雨玲と同じC組に入った。1年前の再現が期待される。

 ◆アジア杯の大会方式 昨年のアジア杯、アジア選手権優勝者や世界ランク上位者らアジアのトップ選手男子16人、女子15人が出場。上位12人がA~C組に分かれ、リーグ戦形式で各組上位2人が準々決勝に進出。各組3位と各地域代表者(南、南東、西、中央アジア)で構成されるD組1位の4人で残り2枠をかけて試合を行う。準々決勝からはトーナメント方式。

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