松沢茉里奈「気力」で卓球ビッグトーナメント初優勝

スポーツ報知
フォアハンドのドライブを決める十六銀行・松沢

◆報知新聞社後援 卓球日本リーグ・ビッグトーナメント最終日 ▽女子シングルス決勝 松沢3(11―9、11―4、7―11、11―9)1田代(7日、元気フィールド仙台)

 男女シングルスの決勝トーナメントが行われ、女子決勝は松沢茉里奈(26)=十六銀行=が前回優勝の田代早紀(27)=日本ペイントHD=を3―1で破り初優勝を飾った。シングルス、ダブルスを含め3日間で13試合目となった決勝ではミスも出たが、力強いドライブで攻め抜き3―1で快勝すると「最後は疲れましたけど、気力で乗り切った。(青森山田中、高で)6年間過ごしてきた東北で優勝できてうれしい」と満面の笑みを見せた。

 2013年の全日本選手権で4強入り。今年の同大会でも準々決勝で日本代表の平野美宇(17)=日本生命=とフルゲームで惜敗するなど実力は国内トップ級だ。今大会の優勝で、来年の世界選手権(ブダペスト)に向けた日本代表選考会の出場権を確保し「自分の力を試せる機会。次は日本リーグ優勝に貢献して、自信を持って臨みたい」と松沢。チームを12年春以来の優勝に導いた先に、日の丸が見えてくる。

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