フェド杯・土橋監督、大坂なおみをエースに指名「2勝を期待している」

スポーツ報知
フェド杯ワールドグループ2部入れ替え戦の英国戦に向けて会見する日本の土橋監督

 テニス女子の国別対抗戦フェド杯ワールドグループ(WG)2部入れ替え戦(21、22日、兵庫・ブルボンビーンズドーム)で、英国と対戦する日本の土橋登志久監督(51)が19日、試合会場で会見し、3月のBNPパリバ・オープンでツアー大会初優勝した大坂なおみ(20)=日清食品=をエースに指名した。

 土橋監督は「以前から大坂なおみがエースとして頑張ってもらえる、そういうチームを構成したかった。エース対決で勝利を収めてもらい、(シングルスで)2勝を期待している。彼女の準備や、サーシャ・コーチとのコミュニケーションを見ていると、それ(2勝)を彼女たちも狙っていますから、2勝することは大きなアドバンテージになると思っている」と、大きな期待を寄せた。

 世界ランク22位の大坂は、昨年2月にカザフスタンで行われたアジア・オセアニアゾーン1部以来の代表入り。土橋監督は「あの時よりも、ひと回りもふた回りもたくましくなり、安定した攻撃力を発揮できるようになった。体力面もですけど、精神的にステップアップしたと思います。攻撃力を重視した戦いをしてほしい」と、急成長中の新星に英国撃破を託した。

 今大会はシングルス4、ダブルス1の計5試合で行われ、合計で3勝を挙げれば、2014年以来のWG2部復帰が決まる。日本は大坂のほか、奈良くるみ(26)=安藤証券=、加藤未唯(23)=ザイマックス)=、二宮真琴(23)=橋本総業=が出場する予定。

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