倉嶋監督、決意「日本がやらねばどこがやる」

スポーツ報知
大島とクールダウンする張本(右)

 卓球の世界選手権団体戦(4月29日~5月6日、スウェーデン)に出場する男女日本代表が20日、都内で記者会見と壮行会に出席した。女子は同学年の平野美宇(18)=日本生命=、伊藤美誠(17)=スターツ=、早田ひな(17)=日本生命=がそろって代表入り。2016年の世界ジュニア選手権を制した「みうみまひな」トリオが、打倒・中国の再現を誓った。

 男子日本代表は倉嶋洋介監督(41)が打倒・中国を厳命した。男子の世界チームランクは3位。1位の中国、2位のドイツがライバルとなるが、指揮官は会見の壇上で「『打倒・中国は日本がやらねばどこがやるんだ』という強い思いをハルスタードの地へ持っていきたい」と決意表明した。

 中心となるのは水谷隼(28)=木下グループ=と張本智和(14)=エリートアカデミー=の二枚看板だ。倉嶋監督は「彼の戦いぶりが日本の勝利の鍵を握ると思う」とエースに水谷を指名。水谷も「仕上がりとしてはすごくいいし、監督の期待に応えられる自信はすごくありますね」と充実の表情を浮かべた。

 急成長中の張本も髪を爽やかに短く切り、気合十分だ。伊藤から「さっぱりした感じでかっこいい」と褒められ、照れ笑いの14歳は「与えられた出場機会で全て勝ち、金メダルを取れるように頑張ります」と力強く抱負を語った。

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