女子バスケ界のレジェンド・大神雄子さん、指導者の道に “引退試合”では奇跡が…

スポーツ報知
大神雄子さん

 女子バスケットボール界のレジェンド・大神(おおが)雄子さん(35)の現役引退までの様子が21日放送のテレビ朝日系「運命のカウントダウン~ラストデイ~」(土曜・後2時55分)で特集された。

 大神さんは米女子プロリーグ・WNBAでもプレーしたレジェンドでトヨタ自動車に所属していた大神さんは、今年3月限りで引退。プレーオフに挑むチームの姿が紹介された。

 大神のイラストがプリントされたTシャツを着て団結したチームだが、プレーオフでは準決勝で敗戦し3位決定戦へ。試合前のミーティングでは大神さんがプレーするVTRを全員で見て士気を高めると、大神さんは涙。試合ではアクシデントが起こり、大神の高校の後輩でチームの中心・水島沙紀(26)が開始3分で負傷退場。暗雲が立ちこめたが、劣勢に立たされた後半に水島が強行出場。4点ビハインドで残り時間55秒から水島のゴールの2点差に。2点差の残り41秒で水島が奇跡のスリーポイントを決め逆転勝ちして、引退に花を添えた。

 水島は「色々な思いがあるんですけど、最後まで自分たちを信頼してくれて勝つことが出来て良かったです」と涙。大神さんも「バスケット界で一番幸せだと思うし、そんな一日にしてもらいました」と笑顔を見せた。

 引退後に、島根・隠岐の島で子供たちとバスケをして、指導者の道を踏み出した大神さんが紹介された。

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